どのバーにも、客足が途絶える夜があります。週末は放っておいても人が来ますが、火曜日はスタッフの方がお客さんより多い、ということも珍しくありません。ビンゴは、それを変えるいちばん古くて安上がりな方法のひとつです。無料のゲームが、その夜にわざわざ来て、2時間過ごし、友だちも連れてくる理由になります。
ビンゴは長いあいだ、公民館やビンゴホールで遊ばれてきました。ここ数年でバーやパブに場所を移し、若い世代がにぎやかな司会、ばかばかしい景品、当たりカードのスマホ写真とともに、毎週の習慣にしています。
バーのビンゴナイトとは?
バーのビンゴナイトは、たいてい毎週決まった曜日に開かれるイベントです。司会がステージやカウンターの端から番号を読み上げ、お客さんはテーブルで印刷したビンゴカードを使って遊びます。多くのバーは参加無料で、景品はお店が用意します。人気のスタイルは次のとおりです。
- 定番の数字ビンゴ。 北米や日本では75ボール、イギリスやアイルランドのパブでは90ボールが主流です。
- 音楽ビンゴ。 マスには数字の代わりに曲名が入っていて、司会が各曲を数秒ずつ流します。
- テーマ別の文字ビンゴ。 90年代ナイト、映画ナイト、スポーツナイトなど、マスにはテーマの言葉が並びます。
- ドラァグビンゴ。 ドラァグクイーンが司会を務め、ショーもゲームと同じくらい大切です。大都市では一週間でいちばん静かな夜にバーを満席にしています。
ビンゴが暇な夜に効く理由
- 来る日が決まる。 「火曜日はビンゴ」は覚えやすく、決まった曜日はどんなハッピーアワーよりも早く常連を生みます。
- お客さんが長居する。 ビンゴナイトは約2時間。勝てるかもしれないゲームの途中で帰る人はいません。つまり2杯目、3杯目の注文があり、食事も頼まれやすくなります。
- グループで来てくれる。 ビンゴはみんなで楽しむゲームです。4〜6人のテーブル単位で来てくれるので、カウンターのひとり客より多く使ってくれます。
- 誰でも勝てる。 パブクイズでは毎週同じ頭のいいチームが勝ちがちです。ビンゴなら初めての人も常連とまったく同じ確率で勝てるので、初めての人がまた来てくれます。
- ほとんどお金がかからない。 紙と司会、それにいくつかの景品だけです。
開き方の手順
- 曜日を決める。 いちばん暇な平日を選び、毎週同じにします。19時半か20時に始めて、約2時間で5〜6ゲームというのが多くのバーに合います。
- 司会を見つける。 マイクを持ったスタッフで十分ですが、夜の雰囲気は司会しだいです。番号の合間のジョークやかけ合い、決めぜりふで会場が盛り上がります。
- 番号付きのカードを印刷する。 無料のビンゴカード作成ツールでその夜の分のカードをまとめて作り、カード番号をオンにします。誰かが「ビンゴ!」と言ったとき、「042番のカード」なら説明よりずっと早く確認できます。90ボールで遊ぶなら90ボールビンゴカードを印刷しましょう。
- ビンゴマシンをテレビに映す。 お店の画面につないだノートパソコンでオンラインのビンゴマシンを開けば、どのテーブルからもボールが見えます。出た番号のボードがあれば、もめごとも起きません。90ボールなら90ボールビンゴマシンを使います。
- ゲームの流れを決める。 1ラインや四隅などの早く終わるゲームから始め、全部埋めるゲームは最後に取っておいていちばん大きな景品をかけます。ゲームの合間には注文のための時間を数分とりましょう。
- 当たりはみんなの前で確認する。 当たった番号を読み上げ、画面のボードと照らし合わせます。数秒で終わり、会場はその緊張感を楽しみます。
元が取れる景品
いちばんいい景品は、勝った人をまた来させるものです。バーで使える金券、ピッチャーやバケツのビール、翌週の無料ピザ、勝ったテーブルへのショット、お店オリジナルのTシャツやグラスなど。近所のお店も、マイクで名前を紹介することを条件に喜んで景品を提供してくれることがよくあります。一定の番号数以内に全部埋まったら当たる、少しずつ増えるジャックポットを用意すれば、負けた人にもまた来る理由ができます。
バーでのビンゴは合法?
それは場所によります。多くの国では、参加費を払って賞品をかけるビンゴは賭博とみなされ、許可が必要です。一方、参加無料でお店が景品を出す形は別の扱いになります。カード代をとったり現金の賞金を出したりする前に、地元の担当機関に確認してください。
カードのロゴは無料の宣伝
20代でいっぱいのバーのビンゴナイトを見てみてください。みんな自分のカードを写真に撮って投稿します。当たったときはなおさらです。お店のロゴが真ん中のフリーマスに入っていれば、その写真の一枚一枚が店名を何百人ものフォロワーに届けてくれます。
作成ツールにロゴを一度アップロードすれば、すべてのカードの中央マスに印刷されます。ロゴ画像にInstagramのアカウント名を入れておけば、写真がさらに働いてくれます。テーマナイトに合った背景を選べば、カードはコピー用紙ではなくお店のブランドの一部に見えます。無料のカードにはマス目の下に小さな透かしの一行が入り、これを消すにはPDFごとに一回きりの支払いが必要です。詳しくはロゴ入りビンゴカードの記事をご覧ください。
ビンゴナイトのテーマ案
- 年代ナイト。 ドレスコード付きの80年代や90年代の音楽ビンゴ。
- 季節のナイト。 ハロウィン、クリスマスセーター、夏のビーチナイト。
- スポーツシーズン。 画面に映る大一番で起こりそうなことを並べた文字ビンゴ。
- ドラァグビンゴやお笑いビンゴ。 月に一度、パフォーマーを司会に呼びます。
- チャリティーナイト。 その夜の売り上げの一部を地元の団体に寄付し、団体にもお客さんを呼んでもらいます。