感謝祭とは?歴史・伝統と家族で遊べるゲーム

感謝祭(サンクスギビング)は、国じゅうが同じごちそうの食卓を囲む、一年でただ一度の日です。家族はこの日のために大陸を横断して集まり、台所は朝早くからフル回転。夜になると家の半分はソファで眠っています。根っこはとてもシンプルで、収穫を祝う夕食と、何に感謝しているかを口にするひとときです。

感謝祭とは?

感謝祭はアメリカとカナダの祝日です。アメリカでは11月の第4木曜日で、2026年は11月26日です。カナダでは10月の第2月曜日、2026年は10月12日に祝われ、自国の早い収穫の時期に近くなっています。

この日は家族の大きなごちそうを中心に過ごしますが、感謝の日でもあります。多くの家庭では、食卓の一人ひとりが今年感謝していることをひとつずつ話します。

感謝祭の由来

多くのアメリカ人が学校で習う物語は1621年にさかのぼります。プリマス植民地のイギリス人入植者、いわゆるピルグリム・ファーザーズが、ワンパノアグ族とともに3日間続く収穫の祝宴を開きました。収穫に感謝する祭りはヨーロッパでも先住民の間でも古くからの習わしでしたが、その食事が祝日の象徴になりました。

長いあいだ、日付は州ごとに決められていました。南北戦争のさなかの1863年、エイブラハム・リンカーン大統領が全国的な感謝の日を宣言し、1941年には議会が11月の第4木曜日に定めました。カナダは1957年に10月の第2月曜日に定めています。

この祝日は、誰にとっても喜ばしいものではありません。多くのアメリカ先住民にとっては、初期の植民地に続いて失われた土地と命を思い出させる日でもあり、1970年からは同じ日にプリマスで「全米追悼の日」の集まりが開かれています。

感謝祭の過ごし方

  • ごちそう。 詰め物をしたローストターキー、マッシュポテトとグレイビーソース、クランベリーソース、さつまいも、いんげんのキャセロール、コーン、ディナーロール。デザートはパンプキンパイとピーカンパイ。翌日の残りものターキーサンドイッチも、それだけでひとつの伝統です。
  • パレード。 メイシーズ・サンクスギビング・デー・パレードは1924年から毎年、巨大なバルーンでニューヨークの通りを埋め尽くし、何百万人もがテレビで見ます。
  • アメフト。 この日の定番です。デトロイト・ライオンズとダラス・カウボーイズは毎年感謝祭にホームで試合をします。
  • ウィッシュボーン。 二人でターキーの叉骨を引っぱり合い、大きいほうを取った人が願いごとをします。
  • ターキーの恩赦。 1989年から毎年、アメリカ大統領が七面鳥を1羽「恩赦」し、その七面鳥は残りの一生を農場で過ごします。
  • フレンズギビング。 実家に帰れない友だち同士が持ち寄りの食事会を開きます。本番の1〜2日前に行うことが多いです。
  • ブラックフライデー。 感謝祭の翌日からクリスマス商戦が始まります。

世界の感謝祭

ほかの国々も収穫に感謝しますが、11月とは限りません。リベリアでは11月の第1木曜日に感謝祭を祝います。ドイツでは10月初めのエルンテダンクフェストに、教会の祭壇が果物やパンで飾られます。日本の11月23日の勤労感謝の日は、古くからの新嘗祭という稲の収穫の儀式がもとになっています。韓国の秋夕(チュソク)やユダヤ教の仮庵の祭り(スコット)も、家族と食事を中心にした秋の収穫祭です。

一日を楽しくするゲーム

感謝祭には待ち時間がたくさんあります。ターキーを待ち、パイを待ち、みんながお昼寝から起きるのを待つ。ゲームはその時間を埋め、子どもテーブルと大人たちをひとつにしてくれます。

  • 夕食前の庭でのフットボール。 まだ走れる人はみんな参加。
  • 夕食後のボードゲームやカードゲーム。
  • 感謝のびん。 みんなが感謝していることを紙に書き、デザートのときに読み上げます。
  • 感謝祭ビンゴ。 ビンゴは全世代が一緒に遊べるので、この日にぴったりです。おじいちゃんおばあちゃんは知っているし、子どもも少し手伝えば遊べて、誰もルールを覚える必要がありません。

特に盛り上がるビンゴは次の3つです。

  1. 感謝祭の文字ビンゴ。 マスごとにこの日にちなんだ言葉が入っていて、進行役がひとつずつ読み上げます。
  2. 感謝ビンゴ。 マスには「今年あなたを助けてくれた人」や「感謝している食べもの」といったお題が入っています。マスが読み上げられたら、印をつける前に自分の答えを話します。
  3. 夕食の予想ビンゴ。 お客さんがそれぞれ白紙のカードに、起こりそうなことを書き込みます。「おじいちゃんがソファで寝る」「誰かがWi-Fiのパスワードを聞く」「犬がターキーをひと切れもらう」。最初に5つ並んだ人の勝ちです。

世界中の英語の授業でも、先生たちが同じアイデアを使っています。感謝祭の単語ビンゴは定番で、先生が意味を読み上げて、クラスが当てはまる単語を探すやり方が特に人気です。

まずはこの単語リストから

ターキー、詰め物、グレイビーソース、クランベリーソース、パンプキンパイ、ピーカンパイ、マッシュポテト、さつまいも、コーン、ディナーロール、アップルサイダー、収穫、紅葉、家族、感謝、食前のお祈り、パレード、アメフト、ウィッシュボーン、残りもの、ソファでうたた寝、朝ごはんにパイ、フレンズギビング、ブラックフライデー。

これで24語。真ん中にフリーマスがある5×5のカードにちょうどいい数です。このリストで文字ビンゴカードを印刷すれば、カードごとに並びが変わります。予想ゲームには白紙のビンゴカードを配りましょう。作成ツールの「アメリカ」背景はこの日にぴったりで、1ページに1枚にすれば小さな子どもにも書き込むスペースができます。